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納税証明書の委任状の書き方(見本つき):税務署で代理人が受け取るとき(その1〜その4)
公開
書いた人:運営者(宅地建物取引士・上場不動産会社に10年勤務・現在はサラリーマン大家)
結論
委任状があれば、代理人が税務署で納税証明書を受け取れる。
どの証明書(その1〜その4)を、どの税目・年分で何枚かを書いておくと、窓口で迷わない。
当日の流れ
本人が委任状を書く
法人は代表者
代理人が税務署へ
委任状+代理人の本人確認書類
交付請求書を出す
手数料を払う
受け取る
証明書の種類(その1〜その4)
| 種類 | 証明する内容 | よく使う場面 |
|---|---|---|
| その1 | 納付すべき税額・納付した税額・未納税額 | 融資の審査、入札 |
| その2 | 所得金額 | 融資・賃貸の審査 |
| その3 | 未納の税額がないこと | 入札・許認可 |
| その3の2 | 個人の申告所得税と消費税に未納がないこと | 個人事業主の入札・許認可 |
| その3の3 | 法人の法人税と消費税に未納がないこと | 法人の入札・許認可 |
| その4 | 滞納処分を受けたことがないこと | 許認可 |
提出先から「その◯で」と指定されることがほとんどです。指定どおりの種類・税目・年分を書きましょう。
委任状の見本
- 文言の「納税証明書の交付請求及び受領に関する権限を委任します」は、国税庁の委任状の様式と同じ書き方
- 委任者の住所は納税地(ふつうは住所地。事業所を納税地にしている人はその場所)
- 法人は「所在地・名称・代表者の役職と氏名」を書き、代表者が署名(または会社の印を押印)する
e-Tax なら代理人なしで取れる
e-Tax で請求すれば、税務署へ行かずに納税証明書を受け取れます(電子の証明書、または書面を郵送・窓口で受取)。手数料も書面請求より少し安くなります。
詳しい解説
代理人が持っていくもの
- 委任状(委任者が署名したもの)
- 代理人の本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- 手数料(証明書1枚ごと。現金または収入印紙)
手数料は、税目・年度ごとに1枚として数えます。例えば「申告所得税の令和5〜7年分」のその1を1枚ずつなら3枚分です。 その3・その3の2・その3の3・その4は、複数の税目や年度をまとめて1枚で証明できます。
交付請求書の書き方のこつ
窓口の交付請求書には、委任者の住所・氏名(法人名)、証明書の種類、税目、年度、枚数、使用目的を書きます。 委任状と同じ内容を書けばよいので、委任状に詳しく書いておくほど代理人が迷いません。 提出先から「何年分」「どの税目」と指定された書面があれば、写しを代理人に渡しておくと確実です。
提出先ごとによく求められる種類
| 提出先 | よく求められるもの |
|---|---|
| 金融機関(個人事業主の住宅ローン・事業融資) | その1とその2(申告所得税。直近2〜3年分) |
| 金融機関(法人の融資) | その1(法人税・消費税。直近2〜3期分) |
| 官公庁の入札参加資格 | その3、またはその3の2・その3の3 |
| 許認可の申請 | その3やその4(許可の種類で違う) |
あくまで目安です。年分や期数の数え方は提出先によって違うので、案内の書面どおりに頼みましょう。
郵送で請求する方法
窓口に行けないときは、納税証明書交付請求書・本人確認書類の写し・手数料分の収入印紙・返信用封筒(切手を貼ったもの)を税務署へ送って請求できます。 証明書は原則として請求書に書いた住所(納税地)へ送られます。代理人の住所へ送ってもらいたいときは、委任状を同封します。
市区町村の「納税証明書」とは別物
税務署で出すのは国税(所得税・消費税・法人税など)の納税証明書です。住民税・固定資産税・軽自動車税などの地方税の納税証明書は、市区町村の窓口で取ります。 提出先から求められているのがどちらかを確かめてから行きましょう(市区町村の委任状は住民票・課税証明書の委任状)。
よくある質問
Q. 税理士に頼む場合も委任状がいりますか?
Q. 家族なら委任状なしで取れますか?
Q. 法人の納税証明書を社員に取りに行ってもらうには?
参考にした資料
- 国税庁「納税証明書の交付請求手続」
- 国税庁「納税証明書の請求方法が知りたい」
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記事は一般的な仕組みの解説で、個別の税務判断や契約の助言ではありません。税額や手続きは、税務署・自治体・税理士などにご確認ください。