不動産・お金の実務ブログ
不動産売買の決済の精算、ふるさと納税の上限、住宅ローンの借り換え、役所の手続きの委任状など、 実務で迷いやすい計算と手続きを、結論と図で先に示し、根拠と計算例をあとから詳しく解説しています。
書いているのは、上場している不動産会社に10年勤めた宅地建物取引士で、今は会社員として働きながら自分で物件を運用しているサラリーマン大家です。 記事の数字はこのサイトの計算ツールで出した値で、法令や国税庁・総務省などの一次資料を記事ごとに載せています。
不動産実務
不動産売買の決済で行う固定資産税・管理費・賃料の日割り精算、精算金の案内、送付状や支払明細書の書き方、決済当日の流れ、印紙税と仲介手数料、取得時の税金まで、宅建士が実務の順に解説します。
- 送付状の書き方:並び順・頭語と結語・敬称のきまり(不動産取引で書類を郵送するとき)送付状は「何を・何通・どうしてほしいか」を1枚で伝える書類です。並び順と言葉づかいの型を押さえれば迷いません。
- 不動産売買の決済当日の流れ:持ち物・お金の動き・鍵の引渡しと登記決済は、お金が動き、同じ日に登記を申請する日です。当日の順番と持ち物を押さえておくと慌てません。
- 支払明細書(仕入明細書)の書き方:請求書が届かないときに支払う側で作る(インボイス対応)紹介料や業務委託料で請求書が来ないとき、支払う側で作る明細書の記載事項と、相手方の確認の受け方をまとめました。
- 固定資産税・都市計画税の日割り精算の仕組み(1月1日起算と4月1日起算)固都税は1月1日の所有者に1年分かかる税金です。売買ではなぜ日割りで精算するのか、起算日の違いと合わせて整理します。
- 管理費・修繕積立金と賃料の精算(口座振替の切り替えと管理替え)管理費は前払いで引き落とされ、賃料も前払いで受け取るのが一般的です。切り替えが決済日に間に合わない分をどう精算するかを整理します。
- 精算金をお客様に案内する文面の書き方(仕組みを伝え、内訳は精算書へ)案内文に内訳を並べるほど、かえって伝わりません。お客様が知りたいのは仕組みです。項目ごとの文例付きで解説します。
- 不動産を買うときの税金:登録免許税と不動産取得税(自宅と投資用の違い)同じ中古マンションでも、自分で住むか貸すかで購入時の税金が約54万円違います。登録免許税と不動産取得税の軽減の条件を整理します。
- 固定資産税・都市計画税の計算:住宅用地の特例と新築住宅の減額固定資産税の額は、ほとんど軽減で決まります。住宅用地の特例と新築の減額、更地にすると約4.2倍になる理由を計算例で説明します。
- 売買契約書の印紙税と仲介手数料の上限(物件価格別の早見表つき)仲介手数料の上限と売買契約書の印紙税は、物件価格が分かればすぐに計算できます。速算式と早見表でまとめます。
税金・ふるさと納税
ふるさと納税の上限額の早見表、配偶者の年収による違い、自己負担が2,000円にならない理由、不動産投資の赤字や株の申告で上限がどう変わるか、個人事業主の社会保険料、中古建物の耐用年数まで、計算例つきで解説します。
- ふるさと納税の上限額 年収別早見表(令和8年分・家族構成別)年収と家族構成ごとの上限額の一覧です。大学生の子がいると上限が大きく下がる理由、共働きの場合の見方も説明します。
- ふるさと納税の上限は配偶者の年収で変わる(配偶者控除・配偶者特別控除、令和8年分)配偶者のパート収入が増えると、ふるさと納税の上限はどう変わるのか。令和8年分の境目の年収と、上限額の変化を表にしました。
- ふるさと納税の自己負担が2,000円ちょうどにならない理由(1,900円・2,100円と、税率の境目の注意)上限額以内なのに自己負担が5,100円になる例も。端数処理と税率の境目という2つの理由を、計算例で説明します。
- 不動産投資の赤字とふるさと納税の上限(損益通算と土地の借入金利子)不動産投資で赤字が出ると、税金が減る代わりにふるさと納税の上限も下がります。どこまで下がるか、計算の流れで説明します。
- 株を申告するとふるさと納税の上限は増える?(申告不要・申告分離・総合課税の比較)申告分離なら株の税金は変わらず、上限が増えます。ただし合計所得が増えるので、本当の損得は控除や保険料の側で分かれます。
- 個人事業主の社会保険料の目安(国民年金と国民健康保険)とふるさと納税会社員の保険料率で個人事業主の保険料を見積もると、所得帯によっては数十万円ずれます。国民年金と国保の仕組みから目安を出します。
- マンションを売ったときの税金:譲渡所得・取得費・3,000万円控除譲渡所得税の計算の要は「いくらで買ったことにするか」です。減価償却と3,000万円控除、所有期間の数え方を計算例で整理します。
ローン・投資
住宅ローンの借り換えはいつ得になるか、繰上返済は期間短縮型と返済額軽減型のどちらが得か、変動金利の5年ルール・125%ルールで元金が減りにくくなる仕組み、マンションを売ったときの税金まで、計算例つきで解説します。
- 中古ワンルームの減価償却:耐用年数の簡便法と計算例中古の建物は、新築の法定耐用年数ではなく簡便法で求めた短い年数で償却できます。構造と築年数ごとの計算例をまとめます。
- 住宅ローン借り換えの判断:諸費用と損益分岐の考え方「金利が1%下がれば得」とはかぎりません。諸費用を上乗せすると、残債が元のローンを下回るまで何年もかかることがあります。
- 変動金利の5年ルール・125%ルール:返済額が同じでも元金は減りにくくなる金利が上がっても返済額が変わらないのは安心材料ではありません。その間に元金の減りが遅れていく仕組みを数字で示します。
- 住宅ローンの繰上返済:期間短縮型と返済額軽減型のどちらが得か同じ300万円の繰上返済でも、減る利息は期間短縮型が約97万円、返済額軽減型が約47万円。どちらを選ぶべきかを整理します。
手続き・書類
住民票や課税証明書を家族に取りに行ってもらうとき、税務署で納税証明書を代理で受け取るとき、不在で持ち戻られた書留を代わりに受け取るときの委任状の書き方と、窓口での注意点を解説します。
- 住民票・戸籍・課税証明書の委任状の書き方(見本つき):家族に取りに行ってもらうとき同じ世帯なら住民票に委任状はいりません。それ以外の人に頼むときの書き方と持ち物を、見本でまとめました。
- 納税証明書の委任状の書き方(見本つき):税務署で代理人が受け取るとき(その1〜その4)「納税証明書の交付請求及び受領に関する権限」を委任する、と書くのが国税庁の様式と同じ書き方です。種類と税目・年分の書き方もまとめました。
- 郵便物を代理で受け取る委任状の書き方(見本つき):不在の書留・ゆうパックを郵便局で受け取るとき書留やゆうパックは、委任状と不在連絡票があれば代理人が受け取れます。本人限定受取郵便だけは代理では受け取れません。